全然知らなかった。
まず、あ~鶴瓶さんの映画か
あ~ま~お医者さんがいて、なんか困った患者さんがいて、面白くて、人情味溢れる人が出てきて~の話かなぁ~と、思っていたら、違った。
僻地(へきち)医療の問題提起的な話しなのか?
でも、押し付けがましくない。
ゆっくりゆっくりじわじわときて、考えてしまう。
嘘だけど、それでもみんなが笑顔でいられるのがいいのか?
正しいけど、正しいことが本当にいいのか?
鶴瓶主演
ん?!初主演なのか?
無免許医なんだけど、田舎の伊野(鶴瓶)が来るまで無医村。
村民は無免許医とわかっている。
それでも『お医者さん』がいてくれるのがありがたい。
ベテラン看護師(余貴美子)がサポートして村を守ってる。
物理的?肉体的にではなく、精神的に守ってるのが正しいか
で、新人研修医(瑛太)が来る。
映画は現在と過去を交互に流していく。
『鶴瓶失踪後の現在』と『医者として医療行為をしている過去』
徐々に2つに時間が近づいていき、最後には合わさるんだけど。
普通に生活を村民もしていて、ある日患者鵜飼かず子(八千草薫)がある嘘を提案。
かず子は胃がん。
ステージⅤ(ガン確定。多分治療は不可で緩和医療しかない)
で、娘りつ子井川遥(女医、東京在住)に知られたない。
で、胃潰瘍(いかいよう)と
はじめわからなかったけど、薬屋(香川照之)に胃カメラをした。
これ嘘のための撮影だったんだ。ほう
娘たちが来て、女医りつ子ゴミ箱から薬のゴミを発見。
この薬は・・・?胃に問題?
で、主治医、伊野(鶴瓶)に質問。
がんを胃潰瘍と嘘を突き通す。
で、納得して、りつ子(井川遥)が東京に帰ろうとして、次来るのは忙しいから1年後くらいになる。
でも、次は母かず子(八千草薫)は胃がんで亡くなってる。
伊野(鶴瓶)うろたえる、そりゃそうでしょう。もう親子が会えない。
で、逃走。
初めまさか鵜飼かず子(八千草薫)を迎えに行ったのかと思ったが、耐えられなかったか
バイクで走って走って、田舎が、良い絵だ。走り去っていく。
で、薬屋(香川照之)に本当の胃カメラの写真(胃がん)を渡したのか?
で、診療所でりつ子(井川遥)が全てを知る。
看護師(余貴美子)も研修医(瑛太)もいた。
で、やっと本題
鵜飼家母(八千草薫)と娘(井川遥)
母、嘘を突き通す。
娘、嘘も本当(胃がん、しかも末期?!)も知っている。
井川遥の背中の演技
八千草薫の嘘を突き通す演技
ここ泣けるねぇ。
刑事二人(岩松了 松重豊)が伊野(鶴瓶)を追っている。
村民に聞きまわってるんだけど、
僻地医療
無医村
さて、どうなんでしょう。
正しいことをすれば、無免許医を警察に突き出せば、正しい。
嘘でもお医者さんがいる。それだけでありがたい。
うーん
最先端医療で生かされている。
村での生きてる。
ラスト東京の娘の多分最先端の医療を受けられる病院で生気がなくなってる母(八千草薫)
だが、逃げているはずの伊野(鶴瓶)が給仕係で現れる。
おいおいマジか?!
マスク、横顔だが笑顔がわかる。
で鵜飼かず子(八千草薫)も笑顔になる
エンド
いい映画だった、初めそんなに期待もしていなかったし、2時間超えか~って・・・
なんと?!え?!時間を感じなく、ホントもう2時間経ってたの?レベル。
ハリウッド映画みたいに派手ではない。
そんなに豪華ではなかったかもしれないが
キャスト、本、映像、久々に良かったのではないかとビックリ
監督が女性、西川美和
確かに女性らしいいい映画だった
キャッチコピーは「その嘘は、罪ですか。
『ディア・ドクター』予告編
http://youtu.be/nLWxyAxpyxQ
映画『ディア・ドクター』エンディング曲「笑う花」/モアリズム PV
http://youtu.be/nprKaLsk4jY